南禅寺の南側、天授庵の庭園を覗く。
天授庵・南禅寺塔頭は、暦応2年(1339年)光厳天皇の勅許により、虎関師錬が南禅寺開山無関普門(大明国師)の塔所として建立されたが、戦国時代に衰退。
細川幽斎により細川家の菩提寺として1602年に再興された。
本堂は柿皮茸屋根の建物で、内部には長谷川等伯筆の重要文化財の襖絵が飾られてるが、通常本堂は非公開。(ただし特別拝観がある。)
境内には二つの庭園がある。
一つは本堂の前庭(東庭)の枯山水庭園で、白砂の庭を苔で縁取られ、ひし形の畳石が敷かれ、もう一つは書院南庭の池泉回遊式庭園で、池のまわりに杉や紅葉が多く茂っている。
東庭の枯山水庭園
書院南庭の池泉回遊式庭園
[NikonZ6/NikkorZ24-70mmf4S]
本堂から眺める“紅葉”が素晴らしく、そのシーズンにはライトアップも行なわれ、より幻想的な紅葉が演出される。
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