トビ(鳶)とカラス(烏)の空中バトル
多摩川の堤防から、トビが大きな円を描くように、優雅に滑空しているのが観える。
トビは長い時間、羽ばたきしないで翼先(人間で言えば指先か)や尾翼を微妙に調節しながら、上昇気流に乗って浮遊しているように飛翔する。
突然、カラスがトビに近づくとバトルを仕掛け始めた。
Wikipediaに依れば、トビとカラスは餌の種類が似ているため、時折、カラスがトビにちょっかいを出すそうだ。
ほんの十数秒だが、トビとカラスのバトルを撮ることができた。
「鳶(とんび)が鷹(たか)を産んだ」の諺があるように、トビは猛禽類の中では格下と見られているが、カラスと比べれば格上だ。
最初は相手にしないで知らんぷりだったが、煩いのか、反撃!
自身より一回りも大きいトビにカラスは果敢に挑むが、大きい翼で煽られて退散。
後で写真を見直すと、真面に戦えばトビに敵わないことをカラスは知っていて、揶揄っているようにも見えた。
獲物を掴んで飛んでいる。
よく見ると油揚げか?
河畔のマンションの最上階の人がベランダから与えたようだ。
獲物を探しながら滑空しているトビ
突然カラスが背後から近づく
カラスがトビの前に出て邪魔する
トビは「しょうがねぇなぁ」という風に無視
しかし、煩い!
大きな翼でカラスを叩く
カラスは煽られて逃げる
カラスは近寄るのを止めて鳴き声で威嚇?しながら、暫く平行に飛んでいた
上昇気流に乗り、まったく羽ばたかずに大きな円を描きながら地上の獲物を物色
[NikonD850/Sigma150-600mmf5-6.3OS]
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